新型コロナウイルスが流行しだしてから早くも数ヶ月が経過しましたが、依然として収束の兆しが見えず、感染するのではないかと不安を感じている方も多いのではないでしょうか。ウイルスという性格上、体内へ入った菌の数がごく少数だと健康
新型コロナウイルスが流行しだしてから早くも数ヶ月が経過しましたが、依然として収束の兆しが見えず、感染するのではないかと不安を感じている方も多いのではないでしょうか。ウイルスという性格上、体内へ入った菌の数がごく少数だと健康な人はほとんどの場合、発症しません。しかし、ウイルスが体内へ入った時に免疫の能力が落ちていると体内でウイルスが増え、発症してしまいます。そうならないためにも、コロナ対策として免疫力を上げておくことが大切です。ここでは免疫と鍼灸についてご紹介しましょう。
免疫とは何か?
免疫は、疫病から免れると書きます。免疫には「防御」と「攻撃」の2種類があり、この2つがきちんと働くことで病気になりにくくなっています。
まず、「防御」ですが病気の原因となるウイルスや細菌は多くの場合、目や鼻、口などの粘膜から体内へと入ってくることがほとんどです。そのため、体内へウイルスや細菌が侵入するのを防ぎ、身体に入ったものを追い出そうとします。
そして、「攻撃」ですが体内へウイルスや細菌が入り増えてしまった場合、ウイルスや細菌を殺そうと攻撃を始めます。
免疫力を上げる方法
冬になるとよく分かりますが、なかなか風邪をひかない人がいる一方で、気を付けていてもすぐ風邪をひいてしまうという人がいます。この違いは、免疫力の差です。免疫力が低いと風邪やインフルエンザをはじめ、さまざまな病気にかかりやすくなります。
病気にならないようにするためには、免疫力を上げることが重要です。
免疫力を高めるには、バランスの取れた食事と睡眠をしっかりととることが重要です。
また、ウイルスや細菌と戦ってくれるリンパ球は体温が高いと増えるので、身体を温めることも大切です。
免疫と鍼灸治療
どんなに普段の生活に気を付けていても、インフルエンザやコロナウイルスのような伝染性がある病気が流行している時には、ほんの少しの疲れで感染してしまうこともあります。
そこで少しでも、発症するリスクを下げるために活用したいのが鍼灸治療です。
コロナウイルスが流行しだしてから「免疫力を上げましょう」とマスコミでも言われ続けています。
白血球の中にマクロファージというウイルスや細菌を捕まえて消化してくれるお掃除屋さんがいます。
お灸をすると、お灸の直後から5日後に、このマクロファージが活発になることが認められています。 また、身体の中には、曲池や大椎、足三里など免疫を上げるツボが複数あるので、このツボに鍼をうつことで免疫力のアップが狙えます。
アイム鍼灸院では、手洗いうがいや消毒、換気、検温などをおこない、感染拡大防止に全力で取り組んでおりますので、安心して免疫力アップのためにご利用ください。